【Googleマップ対策バイブル】をご覧いただき、ありがとうございます。
前回は、「なぜ、今すぐGoogleマップで表示される情報を確認すべきなのか」についてお話ししました。
Googleマップで検索する人の約7割が、「今すぐ行きたいお店」を探しているといわれています。
ということは、検索順位に一喜一憂するのではなく、検索した人が「いますぐ行ってみたい!」と思うような情報を表示させることが、何よりも重要です。
今回は、そんな情報を正しく表示させるために、「Googleビジネスプロフィール」を使って最初にチェックすべき「基本情報」について解説していきます。
「基本情報」とは、ビジネス名(店舗名)、カテゴリ(業種)、営業時間など、店舗・施設の基本的な情報を登録できる項目を指します。
この基本情報の設定には、Googleが定めたルールが存在します。
規約違反をして検索上位を狙う店舗を見かけることがありますが、規約違反をしてしまうと、検索結果に表示されなくなるだけでなく、情報の公開停止やビジネスプロフィールの削除といったリスクも伴います。
前回の講座でお伝えしたように、「検索順位を上げる」ことを目指すのではなく、「検索した人が今すぐ行きたい」と思ってもらえるビジネスプロフィールを作成することを目指しましょう。
それでは早速、オーナー確認済みのご自身のGoogleアカウントで「Googleビジネスプロフィール」にログインしてみましょう。
Googleビジネスプロフィールは、こちらからログインできます。
ログインできましたら、「プロフィールを表示」をクリックしてください。
「Googleに掲載中のあなたのビジネス」というページが管理画面になりますので、左上の「プロフィールを編集」をクリックしましょう。
すでに入力されている項目があると思いますが、ここでは主に以下の内容を設定できます。
①「ビジネス名」
②「ビジネスカテゴリ」
③「ビジネスの説明」
④「開業日」
⑤「電話番号」
⑥「ウェブサイト」
⑦「ソーシャルプロフィール」
⑧「住所」
⑨「営業時間」
⑩「サービス」
⑪「その他(属性)」
これらの項目をしっかりと設定することで、ビジネスの信頼性を高めることができます。
次回以降、具体的な設定方法と注意点を詳しく解説していきますので、今回は各項目について簡単に説明します。
① ビジネス名
店舗・施設の正式な名前を登録します。原則として「看板に書かれている店舗名」を入力してください。
② ビジネスカテゴリ
「レストラン」「美容院」「ホテル」などの業種を設定する項目です。メインの業種を1つ、サブの業種を最大9つ選択できます。
※カテゴリは4,000種類以上あり、選び方の注意点は今後の講座で詳しく説明します。
③ ビジネスの説明
ビジネス情報や店舗の特徴、魅力、営業状況を記載できる項目です。
④ 開業日
何年間営業しているかを伝える項目です。これから開業予定の場合は「開業予定日」を設定して、顧客と交流することもできます。
⑤ 電話番号
複数の電話番号を登録できますが、ホームページがある場合は、そこで表示している番号と同じものを登録しましょう。
⑥ ウェブサイト
お店のホームページを登録します。また、業種によっては予約リンクやオンライン注文のリンクを設定できるオプションが表示されることもあります。
⑦ ソーシャルプロフィール
InstagramやX(旧Twitter)、Facebookなど、お店のソーシャルメディアのリンクを管理します。
⑧ 住所
お店の所在地を登録し、マップ上で「マーカー(ピン)」の位置を正確に設定できます。
⑨ 営業時間
営業時間や休業日を設定できます。年末年始やお盆など、特定の期間に応じた変更も柔軟に設定可能です。
⑩ サービス
提供する商品やサービスを登録します。飲食業の場合、メニューの登録も可能です。
⑪ その他(属性)
車椅子対応トイレの有無やLGBTQフレンドリーなど、施設に関する詳細な情報を設定できます。
まずはこれらの項目を確認することから始めましょう。
Googleビジネスプロフィールの基本情報は、オーナーでなくても第三者が「修正の提案」をすることができます。
ただし、オーナーがしっかり管理する必要がありますし、オーナーしか設定できない項目もあるため、まだお済みでない方は、今すぐオーナー確認をおこなってください。
ご不明な点がございましたら、お気軽に弊社までご相談ください。
店内ストリートビュー(360°ビュー)撮影をお申込みいただいた店舗様は、無料でサポートを行っております。
Googleビジネスプロフィールの「基本情報」の設定は、ビジネスの信頼性を高め、ユーザーに正確な情報を提供するために非常に重要です。
次回からは、各項目の具体的な設定方法と注意点について詳しく解説していきます!