本日も【Googleマップ対策バイブル】をご覧いただき、ありがとうございます。
前回は「確認すべきビジネスプロフィールの基本情報」についてお話ししました。
今回は、検索にも影響する「ビジネス名」の設定について解説します。
すでに店舗名や施設名を入力している方も多いと思いますが、この項目は非常に重要な要素ですので、しっかりと設定していきましょう。
まず最初にお伝えしたいのは、「ビジネス名」には「お店の看板に書かれている店舗名」を入力するのが原則だという点です。
意外と知られていないため、ビジネス名に看板には書かれていないキーワードを入れてしまう方がいらっしゃいます。
検索したユーザーに魅力的に感じてもらいたい、または検索順位を上げたいという気持ちは理解できます。
また、SEOやMEO業者から「検索されやすいキーワードを入れた方が良い」と勧められるケースもあります。
しかし、看板に書かれていないキーワードや、書かれていたとしても宣伝と見なされるフレーズは、ガイドライン違反となる可能性があります。
場合によっては、Googleから看板の写真の提出を求められることもあります。
たとえば「つくばビル4階」や「夜22時まで営業中!」など、ユーザーに有益な情報であっても、「ビジネス名」に入れない方が良いでしょう。
「他のお店はやっているじゃないか!」という相談を受けることもありますが、ガイドライン違反である以上、一時的に集客に効果があったとしても、最終的には検索結果に表示されなくなったり、アカウントが停止されるリスクがあることを覚えておいてください。
「看板に書かれている店舗名」という点に関して、「店名がアルファベット表記や他の国の言語の場合、読み方を()で追加しても良いのか?」というご相談を受けることがあります。
看板に()付きで読み方が書かれているのであれば、ビジネス名にそのまま入れても問題ありません。
ただし、ほとんどの場合、看板には()は付けていないと思いますので、看板通りに表記する必要があります。
もし看板に読み方が書かれていない場合は、「ビジネス名」に入れるのではなく、投稿機能でアピールすることができます。
そうすることで、カタカナで検索されたときでもGoogleマップの検索結果に表示されやすくなり、ユーザーにも正しい読み方を覚えてもらうことができます。
ビジネス名は、検索したユーザーが必ず目にするものなので、情報をたくさん詰め込みたいという気持ちは理解できます。
しかし、最も重要なのは、Googleのガイドラインに違反しないことです。
Googleマップは無料で掲載でき、即効性があり、さらにお店の評価を高めるツールとしても活用できるため、ガイドライン違反でアカウントが停止されるのは非常にもったいないことです。
「今すぐ行ってみたい!」と思わせる要素は、ビジネス名以外にもたくさんあります。
ぜひこの講座を最後までお読みいただき、集客に役立ててください。
ビジネス名の設定は、看板に記載されている店舗名をそのまま正確に入力することが基本となります。
店名の読み方や場所の説明が必要な場合は、投稿機能を活用してアピールすることが有効です。
Googleのガイドラインを守り、ビジネスの信頼性を高める情報を提供しましょう。
次回は「カテゴリの設定」について、詳しく解説していきます。