本日も【Googleマップ対策バイブル】をご覧いただき、ありがとうございます!

前回は「Q&A機能の活用」について解説しました。
今回は、「Googleのクチコミ管理」について解説していきます。

ネット上にはさまざまな口コミが溢れていますが、Googleビジネスプロフィールでも、お客様からのクチコミが投稿される仕組みがあります。
※Googleでは「クチコミ」とカタカナで表記されます。

クチコミは、☆評価の平均とクチコミの合計件数が表示され、Googleのクチコミページを開くことで、それぞれの☆評価やレビュー(コメント)を見ることができます。

もしかしたら、オーナーの皆様にとっては「クチコミ」の対策が一番気になる部分かもしれません。少し長くなりますが、ぜひ最後までお読みいただければと思います。

クチコミはオーナーが管理する

【Googleマップ対策バイブル】の1章でもお伝えしていますが、店舗のオーナーがGoogleビジネスプロフィールに登録していなくても、Googleマップ上に店舗・施設情報が登録されていればクチコミは投稿できます。

「クチコミが怖いからGoogleビジネスプロフィールに登録しない」というのは間違いということですね。

Googleビジネスプロフィールに登録して、オーナー確認まで行うのは、オーナーがクチコミを管理できる状態にするという意味もあります。

Googleのクチコミは返信できる

Googleのクチコミには返信ができますので、投稿された際は必ず返信しましょう。

返信のコツとしては、このクチコミは今後も大勢のユーザーに見られるということを意識することです。

どうしてもクチコミを投稿した方だけに向けて返信しがちですが、他のユーザーへの印象も考慮し、丁寧に返信することが重要です。

お店の魅力が伝わるような内容を心がけましょう。

また、ユーザーが誤解している内容や、明らかに事実と異なることが書かれている場合でも、オーナーが「クチコミの内容は事実ではない」と丁寧に返信しておけば、他のユーザーにマイナスの印象を与えることを防げます。

クチコミは投稿した本人しか削除できませんが、明らかな誹謗中傷であれば、Googleのガイドライン違反として報告することで、Googleに削除してもらうことが可能です。

クチコミは相対評価

クチコミは、基本的に相対評価です。

ユーザーは、検索エリア内の他のお店と比較しながら、来店するかどうかを判断します。

ただ、☆評価が高い方が有利だと思われがちですが、実際にユーザーがお店を検索する際は、☆評価だけで決めているわけではありません。

たとえ☆評価が5.0だったとしても、クチコミ件数が1件しか投稿されていなければ、サクラ投稿だと疑われ、逆に怪しまれる可能性があります。

クチコミ件数が少ない店舗よりも、件数が多い店舗の方が信頼性が高まり、ライバル店より0.1でも評価が高ければ有利になります。

やらせは絶対NG

☆評価を上げたいばかりに、自作自演や業者に依頼して高評価のクチコミを入れてもらうオーナーさんも、少なからず存在します。

ただ、お客様の立場で検索したとき、不自然なほど高評価が付いていたり、べた褒めのクチコミが並んでいたら、やはり怪しく感じませんか?

「やらせではないか」と思わせるようなクチコミでは、来店にはつながることはありませんので、絶対にやめましょう。

クチコミの件数が増えるにつれて、当然、低評価を付けられることも出てきます。

その際は、先ほど説明した返信機能を使ってフォローし、次回の来店時には高評価を付けてもらえるように、お店の改善点を見つけて対応していきましょう。

クチコミを参考にして商品やサービスを改善していけば、自然に高評価のクチコミが増え、低評価の影響も少なくなっていきます。

まとめ

Googleのクチコミ管理は、お店の評価を高め、集客を促進するために非常に重要です。

オーナーがしっかりとクチコミに対応することで、信頼性を高め、他のユーザーにも良い印象を与えることができます。

クチコミ管理を通じて、実際のお客様の声をもとにお店の魅力をアピールし、次の集客につなげるチャンスを最大限に活用しましょう。

次回は、クチコミの集め方について解説します。

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