本日も【Googleマップ対策バイブル】をご覧いただき、ありがとうございます。
前回は「商品・サービスの登録と注意点」について解説しました。
今回は、「写真・動画投稿の活用」について解説していきます。
Googleビジネスプロフィールでは、こちらから写真を投稿することができます。
写真は JPG、PNG、TIFF、BMP のいずれかの形式で投稿でき、サイズは5MB未満にしましょう。
スマートフォンで撮影する場合、縦長の写真が多いかもしれませんが、Googleのサービスでは横長の写真が推奨されています。
また、撮影した写真を編集する際は、過度なフィルターの使用は避けてください。
現実に則した写真である必要があるため、編集する際は注意が必要です。
写真や動画は、オーナー以外のユーザーも投稿することができます。
特に飲食店では、お客様がメニューや料理の写真を投稿してくれることが多く、その投稿が他のユーザーへのアピールにもつながります。
ただ、お客様が投稿した写真の中で削除したいものがあった場合、どうすれば良いのかという質問をよくいただきます。
お客様が投稿した写真は、オーナー権限では削除できません。
そのため、「Googleに報告して削除してもらう」という流れになります。
ただし、気に入らないという理由では削除されず、ガイドライン違反をしている写真としてGoogleが認めた場合のみ削除されます。
管理画面の「写真」をクリックし、開いた画面の「写真をすべて確認」をクリックしてみましょう。
これまでに投稿された写真や動画の一覧が表示されたと思います。
画面上部には「すべて」「メニュー」「オーナー提供」「ストリートビューと360°ビュー」など、タブで分類されています。
「ストリートビューと360°ビュー」では、360°写真を表示することができます。
画面をドラッグしたり、「傾斜をビューに反映」をオンにすると、スマートフォンを動かすことで、その場にいるかのような視覚体験が可能になります。
ただし、公道から撮影されたストリートビューの画像はオーナーが変更できません。
撮影日が古い場合や、店舗の入り口が車両に隠れている場合でも、自分で修正することはできませんが、店舗入り口付近や店内ストリートビュー(360°ビュー)画像はオーナー自身で投稿することができます。
店内ストリートビュー(360°ビュー)画像は、これから来店しようとしているユーザーにとって貴重な情報です。
特に個室のある飲食店、美容サロン、整体院、歯科クリニックなどには、店内ストリートビュー(360°ビュー)が非常に役立ちます。
さらに、店内ストリートビュー(360°ビュー)はGoogleが提供するサービスですので、活用することでGoogleからの評価が上がり、検索順位が上がる効果も期待できます。
このLINEに登録していただいたオーナー様は店内ストリートビュー(360°ビュー)の撮影に関心をお持ちだと思いますので、お気軽に弊社までご相談ください。
その他、「メニュー」「雰囲気」「店内」「外観」「職場」「動画」などのタブも、最初に設定したメインカテゴリに応じて表示されます。
飲食店の場合、ユーザーからの投稿が多いメニュー名がタブとして自動的に登録されることがあります。
これにより、ユーザーが頻繁に投稿している人気メニューを強調することができ、他のユーザーにとっても魅力的に映る可能性があります。
写真では、お店のロゴやカバー写真も設定できます。
ロゴは正方形の画像を用意しましょう。
カバー写真は現在、サムネイルとしての機能がなくなっているようですので、ユーザーからのアクセス時には写真一覧以外には表示されません。
ただし、今後Googleのアップデートで表示される可能性もあるため、サムネイルとして使用できる画像がある場合は、設定しておくことをおすすめします。
オーナー提供写真にはメリットが二つあります。
1つ目は写真によって、文字では伝わらない魅力が伝わりやすくなり来店を促進することができます。
2つ目は「検索対策」です。
Googleは写真の投稿数や閲覧数も評価しています。
ただし、お客様が投稿してくれる写真が必ずしも魅力的だとは限りません。
そのため、「来店を促進できそうな写真をオーナーが投稿する」というのが大切になってきます。
ではどんな写真を投稿すべきでしょうか。
まずは、お店のメインとなる商品・サービスの写真を掲載しましょう。
入り口の看板や駐車場の位置を示す写真もあると良いかもしれません。
さらに、お店の雰囲気やスタッフの写真もおすすめです。
動画を投稿する際は、以下の要件を満たしていることを確認してください。
・時間: 最大30秒
・サイズ: 最大 75 MB
・解像度: 720p 以上
動画は写真よりも情報量が多いため、魅力を伝える動画を投稿すれば、さらに来店を促進することができます。
ただし、動画は写真に比べて手間がかかるため、動きのあるものに限定し、目的を明確にして投稿しましょう。
もしSNS用のショート動画を作成しているお店であれば、30秒以内に編集してGoogleビジネスプロフィールから投稿するのもおすすめです。
注意点としては、音を出さずに動画を見る方も多いため、音がなくても伝わる動画が理想的です。
テロップを入れるのが難しい場合は、画用紙に手書きの文字を一緒に写すという裏技も使えます。
さらに、最近では最寄り駅からの道案内を動画で投稿するお店も増えています。
スマートフォンのタイムラプス撮影機能などを活用して、道案内動画を作成してみてはいかがでしょうか。
写真や動画は、お店の魅力を視覚的に伝える重要な項目です。
特に、来店を促進するだけでなく、Googleの検索結果にも影響を与えるため、定期的に高品質なコンテンツを投稿することが推奨されます。
例えば、360°ビューや動画を活用することで、Googleからの評価が上がり、検索結果の表示順位を上げる効果が期待できますので、必要に応じて活用していきましょう。
次回は「Q&A機能の活用」について解説します。